「いつか自分の古着屋を開きたい」「でも何から始めればいいの?」
そんな悩みを持つ方に向けて、この記事では現役の古着屋オーナーが、開業までの具体的な手順、初期費用の相場、稼ぐためのポイントまでを徹底解説します。
2025年現在、古着市場は国内外で拡大傾向にあり、低資金でスタートしやすいビジネスとしても注目されています。
とはいえ、なんとなくの開業では失敗リスクも高く、家賃や仕入れに追われて赤字経営になってしまうケースも少なくありません。
この記事では、私自身が実際に古着屋を開業し、複数店舗を展開してきた経験をもとに、リアルな数字と事例を交えてお伝えします。
「どれくらいの予算が必要?」「古物商の取得はどうする?」「儲けるにはどうしたら?」といった疑問も、この記事を読めばすべて解決できます。
これから古着屋を始めたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
店長この記事では、初期費用の相場や必要な資格、開業までの流れ、そして儲けるためのポイントをわかりやすく解説します。
古着屋開業の初期予算はいくら?
古着屋を始めるには、最低でも100万円~400万円程度の予算が必要です。予算の内訳は次の通り:
- 物件取得費:10万~100万円(保証金・礼金含む)
- 内装・什器:10万~50万円
- 仕入れ:30万~100万円(アソートや業者仕入れ)
- 広告・販促費:3万~10万円
- 備品や什器など:10~50万円
- 開業届・古物商取得:1万9,000円
※無人店舗やシェアスペースなどを活用すれば、100万円以下でも開業可能なケースはあります。
古着屋の開業に必要な手順5ステップ
- 事業計画の立案:予算・立地・ターゲット層を明確に
- 仕入れルートの確保:国内卸・海外輸入・リサイクル業者など
- 古物商許可の取得:警察署へ申請、費用は19,000円、約40日
- 店舗準備:物件契約、什器の設置、レジ・防犯対策
- 開業届の提出・販売開始:税務署へ届け出て晴れて開業!
そもそも古着屋は儲かるの?利益の出し方とは?
古着屋の平均的な利益率は60~70%が目安です。



私が管理しているお店ですと、実際に月商100万円・粗利65%で営業している店舗もあります。
儲かる古着屋に共通するポイント:
- 仕入れ原価を30%以下に抑える
- InstagramやMEOを使った集客
- まとめ買い・リピーター施策(割引など)
- 無人営業や省人化で人件費カット
古物商は必須!取得していないと違法営業に
中古品(古着)を仕入れて販売するには、古物商許可が法律上必須です。
個人・法人どちらでも取得可能で、各都道府県の警察署へ申請します。
必要書類や流れは次の通り:
- 住民票・身分証・略歴書
- 誓約書・営業所の賃貸契約書など
- 申請後、約30~40日で許可証が交付されます
古着屋で失敗してしまう人の特徴とは?



残念ながら感覚的に5年以内に8割の店舗は閉店するのが現状です。
古着屋の開業は、仕入れやセンス、内装の工夫など「楽しい面」が目立ちますが、本当に大切なのは「経営力」です。
ただ古着が好き、古着に詳しい、SNSが得意だけではビジネスは成り立ちません。
ここでは、実際によくある失敗例をもとに、どんな点に注意すべきかをまとめました。
① 利益構造を理解していない方
「月30万円売れれば生活できる」と考えて開業される方が多いのですが、家賃・仕入れ・光熱費・人件費税金などを差し引くと、利益がほとんど残らないことも珍しくありません。
例えば、月商30万円でも、家賃15万円、仕入れ10万円、その他経費5万円とすると、すでに赤字です。
「売上」ではなく「営業利益」で考える力と、先々のキャッシュフローを計算する力が必要です。
② 具体的な試算をせずに開業してしまう方
「なんとなくいけそう」「周りの人に褒められたから」といった感覚だけでスタートしてしまうと、後から資金が尽きてしまいます。
開業前に、月商の根拠・客数・単価・回転率などをしっかりと数字でシミュレーションすることが重要です。
③ キャッシュフロー(現金の流れ)を見ていない方
「利益が出ているのにお金がない」という声はよく耳にします。
これは、売上が後から入ってくる一方で、仕入れや家賃は先に支払うため、キャッシュフローの管理をしていないと資金ショートしてしまうからです。
④ 融資やファイナンスの知識が乏しい方
開業資金が不足しているにも関わらず、自己資金だけでスタートしようとすると、在庫が少なかったり、内装が中途半端だったりと「売れない要因」が多くなってしまいます。
無理に借金を勧めるわけではありませんが、融資や補助金の制度を上手に使うことも、事業を長く続ける上での重要な選択肢です。
⑤ 原価率や粗利率の感覚がない方
例えば300円で仕入れて1,000円で売っても、そこに家賃や人件費を考慮すると利益が残らないケースは非常に多いです。
古着屋の理想的な原価率は30%以下、粗利率は70%以上を目安にする必要があります。
⑥ なんでも置こうとしてコンセプトがぶれる方
「とりあえずなんでも売ってみよう」としてしまうと、お店の世界観が定まらず、お客様がリピーターになりにくくなります。
誰にどんな商品を届けたいのか、明確なペルソナやテーマ設計が大切です。
⑦ SNSや集客を軽視してしまう方
せっかく素敵な商品を揃えても、知られていなければ意味がありません。
インスタグラムの投稿が月数回、Googleマップの登録もしていない、広告ゼロでは、見つけてもらうことすら難しくなります。
まとめ:古着屋の開業は「低コスト・高利益」も狙える
古着屋は、うまくやれば少ない予算でも始められ、粗利率も高いビジネスですが、その裏では数年以内にほとんどの人がお店を閉じざるを得ない状況になる現実もあります。
仕入れと販促、キャッシュフローなどの数字管理もが欠かせません。
まだまだ必要なノウハウはありますが、これから少しずつこちらでも発信していこうと思います!



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