東京で古着を開業するまでの準備や実際にかかった費用を公開します。
できるだけ近道をして、古着屋の開業に向けてお役に立てれば幸いです。
YOUSARIの様子
まずはお店の様子を見ていただいて、無人古着屋を経営するイメージを持って頂ければと思います。
無人古着屋のメリット
無人古着屋を経営するメリットはざっくりまとめるとこのようになります。
メリットとして一番大きいのは『無人』である為、1日に何時間も拘束されることなく、本業の傍らでキャッシュを生み出してくれることです。
古着の状態によってはコインランドリーで洗濯したり、他にネームタグ作成・POP作成など細かな業務はあるものの、基本的に店舗にいるのは1日1時間前後、『掃除・売上回収・在庫の補充のためだけ』で、そこまで手間をかけずに店舗を運用することもできます。
お客さんの入りが少ない時は2日に1回1時間程度時間を使いますので、稼働は週に3-4時間程度となります!
兼業で経営できるのが無人店舗の魅力
※2024年現在は10-22時が営業時間となります。
古着の仕入れと洗濯などだけ多少の労力が必要
古着などを仕入れて、洗濯する時間だけ多少かかります。
※ネット仕入れがメインの場合は洗濯するだけの作業となります・
※仕入れは月に3ー4回が目安です(店舗により異なります)
洗濯もまとめてやる必要はないので、店頭に並べる前にまとめて洗濯したり好きなタイミングでできます。
私の場合(2店舗)
月に3回、古着の買い付け(八王子・埼玉・福生)をします。
数量は400-500着程度です。
それらをいったん持ち帰り、倉庫やトランクルームに入れて、使う時だけまとめて洗濯をして、値札を付けて店頭に並べます。
古着屋開業までの流れ
開業ロードマップ
古着屋開業までの流れはこちらとなります。()は費用の目安となります。
- 店舗物件を探す(物件取得費40-100万円)
- 古物商許可証の取得と営業所の申請(19,000円)
- 店舗名を考える
- 内装工事・ハンガーラック・照明工事(10-30万円)
- 看板設置工事(10-20万円)
- 什器・備品をそろえる(5万円)
- 古着を仕入れて店舗に並べる(500着の場合は30-50万円程度)
- プレイスタグをつける
- 料金箱 or 券売機 or スマレジを設置(料金箱は3,000円程度、券売機は中古で30-40万円程度、スマレジは釣銭機なしで10万円程度)
- 水道・電気を開通(毎月約4千円)
- インターネット契約(毎月約6千円)
- 火災保険への加入(2-3万円)
- 消火器・火災報知機を設置(1-2万円)
- PayPayに登録 or (スマレジの場合は一括でQRとクレジットカードへ審査)
- BGMの設置(USENで毎月約5千円~、アマゾンエコーなら毎月無料)
- 防犯カメラの設置&防犯について(3万円)
- 集客・売上を倍にしたマーケティングについて(広告費毎月1-3万円程度)
- ネット販売について(メルカリのアカウント作成)
- POPの作成
実際にかかった費用もそれぞれ載せてますのでご参考ください。