「古着転売って稼げるのかなぁ?」「古着で儲かる商品って何だろう?」「古着転売って違法にならない?」
などと古着転売を始めてみたいけど、いろいろ分からないことが多いのではないでしょうか。
実は古着転売は、稼ぐコツさえつかめば十分に利益を出せる商売です。
古着転売で稼げない、という方は古着転売での稼ぐコツをまだつかんでいないのかも。

そこで今回の記事では、古着転売で儲かるコツ、売れる商品、違法かどうかなどをどこよりも詳しくご紹介します。
古着で稼ぎたい人は、最後までお見逃しなく!
古着転売のメリットとは?


古着転売は誰でも簡単に始められるので、副業から始めてみることをおすすめします。
では順番に古着転売のメリットについて解説していきましょう!
1.仕入れ価格が安い
「ハードオフ」や「セカンドストリート」などのリサイクルショップに、古着コーナーがあることをご存じでしょうか?
この古着コーナーには、有名ブランドのTシャツやパンツなどが、1,000円以下で買えたりします。
新品で購入すれば、1万超えするような洋服でも、古着だったら800円ほどで買える、なんてことも珍しくありません。
仕入れ単価が安いので、少ない資金で転売を始めたい初心者には非常にオススメなのです。
2.不良品の可能性が低い
転売アイテムで人気の家電やゲームといったジャンルでは、不良品や故障品などを仕入れてしまうリスクが常にあります。
しかも動作不良がないかどうかをチェックする、といった確認作業にも時間を取られてしまいがちです。
一方で「古着」だと、仕入れる際に目立つ汚れやしみがないかどうかなど、見た目の状態をチェックするだけで簡単に商品を確認することができます。
丁寧に保管さえすれば、仕入れ後に商品がダメージを受けるといったリスクもほぼありません。
3.古着転売は儲かりやすいビジネス
古着転売は、そもそも儲かりやすいビジネスなのでしょうか?
結論から言えば、古着転売は割と儲かりやすいビジネスであると私は確信しています!!
古着転売は、主にフリマサイトで販売していくことになりますが、フリマサイトでは洋服が売れやすい傾向にあるので、人気ブランドを転売すれば、大体1週間以内に売れることも珍しくありません。
特に有名ブランド服や可愛い子ども服であれば、仕入れの3倍以上もの値段で売れたりするので、回転率&利益率どちらの面からみても稼ぎやすいジャンルと言えるでしょう。
4.在庫保管スペースが少なくて済む
家電・家具などを取り扱う場合は、ある程度の在庫保管スペースが必要となってきますが、古着だったら折りたたんで保管することができるので、たくさん仕入れたとしても、部屋の場所を取ってしまう心配はありません。
またフリマサイトのように、自分で発送し転売する場合は、古着を自宅で管理することになるので、コートなどサイズが大きなアイテムだと、部屋が手狭になってしまうことも…。
これが家電や大型商品だと、仕入れれば仕入れるほど部屋のスペースが無くなってしまって、気づいたらゴミ屋敷のように
足の踏み場もなくなってしまうので、古着のようなコンパクトなアイテムがオススメなのです◎
5.季節に左右されることなく安定して仕入れが可能
古着屋やリサイクルショップなど、古着を取り扱っている店は全国各地に数多くあり、季節に関係なくいつでも仕入れができます。
しかも洋服は、年中売れる商品なので、一定の需要があり転売ジャンルとして高い安定性があることでも人気です。
万が一アイテムが売れ残ったとしても、次のシーズンまで持ち越せば、また同価格で売れるチャンスが巡ってきますよ!
6.仕入れられる場所が多い
最近は、古着を仕入れられる店舗が増えてきています。
特にリサイクルショップ系の、小規模の古着販売店が多いので、あなたのお住まいの近くにも仕入れられる場所がきっとあるはず。
リサイクルショップの大型店なら、古着コーナーを大きく特設している店舗が多く、古着専門店とは異なり値段の付け方が甘かったりするとこも、セドラーには魅力のひとつですよね!
(※古着に詳しくない方が、値段を決めるため)
また古着転売は、仕入れ先が豊富にあり、ざっくりご紹介すると下記のとおりです。
≪古着転売の仕入れ先一覧≫
*ネット仕入れ
*店舗仕入れ
*卸業者仕入れ
どの仕入れ方法でも利益が出せますが、初心者には店舗仕入れ(セカスト・ハードオフ)などを推奨しています!
7.初期費用が少なくても始められる
古着転売は、初期費用が少なくても始められるビジネスです。
初期投資はもちろん多いほうが有利ですが、最低1万円あれば始められます。
初めのうちは、1,000円未満のアイテムを複数仕入れたあと、ネットショップなどで販売するだけです。
そこで利益を得たら、また新たな商品を再度仕入れて、販売を繰り返していくだけで資金を増やしていけます。
クレジットカードを持っていれば、現金を持ち合わせていなくても仕入れが可能です。
このように初期費用がなくても始めやすいのが、古着転売の魅力と言えるでしょう◎
8.好きな時間に働ける
他の転売や在宅ワーク関連全般に言えることなのですが、古着転売も「好きな時間に働ける」ビジネスの1つです。
≪古着転売の主な作業≫
1.仕入れ
2.洗濯&アイロン掛け(埃取りなど)
3.出品(撮影&採寸)
4.発送
上記の流れが、「古着転売」の主な仕事内容になります。
仕入れは(※ベール仕入れ)で行えるようになれば、メール1通で完結しますよ!
洗濯・アイロン掛け・出品&発送についても、全て1日のうちのどの時間帯でも出来る作業になります。
この点からも、古着転売は”自分の好きな時間に好きなだけ働ける”というメリットがあるのです。
Q.「ベール仕入れ」って何?
Tシャツ・ズボンなどの梱包物をひとまとめにされた、約30トン〜の圧で圧縮されたもので、ほとんどが枚数ではなく重さ(量り売り)で販売されています。
入っているアイテム数は、そのアイテムによっても異なりますが、100~200枚ほどが一般的であり、単体で購入するよりも非常にリーズナブルに大量購入できるのが最大の魅力でしょう!本気で古着転売を考えている人向けの仕入れ方法です。
9.他人ともめる心配もない
古着転売は、主に1人で黙々と取り組んでいくビジネスです。
利益が出てくれば、外注さんを雇いますが、それもPCやメールでのやり取りで、基本的に顔を合わせることはありません。
誰かと共にお仕事をする際に、出てくる悩みごとといえば‥
*誰かの機嫌を取らなければ、利益商品が見つからない&仕入れられない
*誰かの機嫌を取らければ、商品が売れない
*誰かの機嫌を取らければ、仕事を貰えない
このような、会社員や外に出て誰かと一緒に働くからこそ起こりうるトラブルが、自分1人で進めていく仕事なので一切ありません。
商品を売って利益を得る為に、自分1人で淡々と古着を出品・梱包・発送していくだけです。
10.社会に価値提供できる
他の転売ビジネスが、見込み客の購入機会を奪っているのに対し、古着転売の場合は誰かの購入機会を産み出しています。
古着転売では、まだ小売店などで販売される前の状態の古着を、卸業者やベール輸入業者から購入し、メルカリなどのフリマサイト上で売り出すことで、全国の古着を求めている方へ購入機会を創出しているのです。
古着転売のデメリット


「古着転売」と検索すると、ネット上にはいい情報ばかり流れている印象ですが、もちろんデメリットもあります。
”古着転売のデメリット”も、きちんと理解しておき、納得して始めるようにしましょう。
1.写真撮影が面倒
古着の転売先はさまざまですが、初心者におすすめなのがメルカリなどのフリマサイトで、これらのサイトを利用する際には、アイテムの写真を1枚ずつ撮っていく必要があります。
古着転売では、フリマアプリに出品するにあたり「写真撮影」はかなり重要です。
しかも、たくさん出品すればするほど、写真撮影も同様にこなさければならないので、なかなか大変な作業でしょう。
2. 出品・発送が面倒
当然ですが注文が入れば、発送をしなくてはいけません。
古着転売は、梱包にも手間が掛かり、発送する際にはこまめに郵便局やコンビニなどで配送手続きをします。
初めのうちは、この出品作業を面倒に感じてしまうかもしれませんが、この作業に慣れるしかありません。
3.在庫置き場が必要
古着転売を行っていく中で、安定した利益をあげ続けていくには、「出品」をこなしていくことが大切です。
その為には、出品した商品を保管しておくための「在庫置き場」を確保が出来るかどうかによっても、古着転売で利益をあげられる確率が大きく変動してきます。



成功し規模が大きくなってきたら、外注さんを雇ったり、ガレージや倉庫をレンタルしてもいいかもしれませんね♬
4.古着が臭い&埃っぽい
仕入れた古着(特にベール古着)は、臭くてかなり埃っぽいアイテムばかり。
特にアレルギー性鼻炎などの持病をお持ちの方は、ベール開封作業がキツイかもしれません。
古着転売をはじめてみよう!仕入れのタイミングはいつがおすすめ?


ではメリット&デメリットを理解したら、早速「古着転売」をはじめてみましょう!
古着転売を仕入れるタイミングは、いつがいいのかご紹介します。
古着は「シーズン前」に仕入れよう!
古着を仕入れる一番の理想のタイミングは、ズバリ!!【シーズン前】です。
”夏物アイテムなら春に、冬物アイテムならば秋…といったように、これからシーズンを迎えるタイミングで仕入れて販売していけば、バンバンと売れていくでしょう。
10月頃に古着のアロハシャツを仕入れて出品しても、売れにくいのは当然です。
洋服を購入する方の多くは、「これから着る服」を買いたいのですから。
季節外れのセール品に注意
シーズンが過ぎた洋服は、セールになることが多いですが古着も同様です。
セール品をせっかく購入しても、販売できるのは1年先となってしまいます。
資金に余裕がある方であれば、1年寝かしておき、翌年に大量販売するのも悪くはないですが、初心者の方やギリギリの資金でやっていく方は、季節外れのセール品は狙わないようにしましょう!
古着転売で儲かる商品&おすすめブランド!


古着転売で儲かるおすすめ商品や、これは売れる!という人気ブランド品を以下でご紹介します。
子ども服
「子ども服」は、”古着転売”としては薄利な印象があるのですが、実は”特定の子ども服”のみ高く売れる傾向があります。
それはズバリ!「スイーツ柄」です!
特に女の子の洋服は、高値で売れやすいのでおススメです。


上記のように、フルーツの柄がたくさん入っていたり、リボンが付いている可愛らしいワンピースなどは、1000円で仕入れたら8000円で売れたりすることも!
ちなみに、スイーツ柄で稼ぎやすいおすすめブランドは↓
*シャリーテンプル
*エミリーテンプルキュート
上記のブランドは特に売れやすいので、積極的に仕入れていきましょうね◎
レディーススーツ(フォーマルワンピなど)
レディーススーツ(フォーマルワンピなど)は、お子さんの卒業式や入学式などでお母さんが着る女性用のスーツのことをいいます。
レディーススーツの仕入れで、特に以下3つのブランドがオススメです!
*イネド
*エニスィス
*ナチュラルビューティーベーシック


レディーススーツの場合、卒業式・入学式シーズン前の2月が、驚くほど売れるので、ピンポイントで稼いでくれますよ!
一般的には、2月はアパレルの売上が落ちやすい特徴があるのですが、その売上が落ちる季節だからこそ、じゃんじゃん売れてくれるのです。
有名ブランドであれば、最低でも約5000円、平均で約8000円ほどで売れるので、安く販売されていたら仕入れておきましょうね◎
古着を安く仕入れるコツは?


古着の儲かる商品がわかったところで、どうやって古着を仕入れていけばいいのでしょうか?
そのコツを、以下で詳しく解説していきますね!
1.仕入れ先を確保しよう
まず最初に、古着を仕入れられる店舗リストをリサーチして作成しておきましょう。
お住まいの地域で、定期的に古着を見に行ける仕入れ先を作っておくと便利です。
利益が出せる固定の仕入れ先が見つかればいいのですが、ヤフオクやメルカリなどからの仕入れはあまりおすすめしません。
なぜなら仕入れコストが値上がったことのほかに、初心者にはリサーチに時間がかかり過ぎてしまうからです。
ちなみに「卸業者」であれば、よほどのことがない限り、仕入れ値が大きく変わることはないので、安定して仕入れたい方におすすめします。(初心者には向いていないので、慣れてきてから利用しましょう◎)
確実に売れるアイテムから仕入れていく
資金が少ないのに、季節外れなどの売れにくい商品を仕入れてはいけません。
まずは、前述でもご紹介したような売れやすい物を仕入れていき、最初は少ない利益でも良いので着実に積み上げていくようにしましょう。
価格が安い店舗を中心に仕入れる
古着でも、値付けが高い店舗はあります。
例えばオシャレな古着屋だと、まるで新品と同じような価格で販売しているところもあるので、そのような古着屋は仕入れに向いていません。
どれだけ良い洋服が揃っていたとしても、値段が安くなければ利益が出ません。
仕入れ値が安い店舗を中心に回っていきましょう。リサイクルショップが最もおすすめです!
古着を高く売るなら「写真撮影」を工夫しよう!


「古着が売れるコツ」についてご紹介してきましたが、そのなかでもかなり重要なのが「写真撮影」です。
以下で、「写真撮影」のコツをご紹介します。
古着転売では、なぜ「写真撮影」が重要なの?
古着が売れる人と売れない人との違いは、選んだ服やコンディション、値付けも原因ですが、最も大きな要因となっているのが「写真撮影」の仕方かもしれません。
古着に、「汚い」というイメージをもつ方は多いのではないでしょうか。
それを払拭し、イメージUPするためには「写真撮影」が重要ポイントとなります。
汚れていないけど、シワシワの服やぐちゃぐちゃに置かれている服は買いませんよね?
古着の価値は、相場があってないようなものなので、同じコンディションでも、綺麗に撮影できれば相場よりも高く売れる可能性が高くなります。
それに写真が綺麗に撮れていると、お店のイメージUPにも繋がるので、フリマサイトなどの”アカウントの評価”も上がるのです。
古着転売において、アカウント評価が上がれば自分のお店がブランド化できる可能性も大きくなります。
では、写真を綺麗に見せるためのコツを以下でご紹介しますね。
古着転売するにはお洒落なハンガーにかけて撮影する
古着転売は、基本的には「ハンガー」にかけて撮影しましょう!
このときのポイントですが、ハンガーを100均などで売っている針金ハンガーや安っぽいプラスチックのハンガーではなく、「お洒落なハンガー」を使ってください!
ハンガーに吊るして撮影する際には、服の下が暗くならないように、床に白い紙や布を置くようにしましょう。
もしハンガーを使わないで撮影するのであれば、他のアイテムも使いお洒落なコーディネートをつくって撮影すると良く映えますよ!
明るい照明を使い撮影する
部屋の中で写真撮影をするなら、晴れた日が良いと思われがちですが、実は撮影に向いているのは「曇り」の日なんです!
曇りの日で、自然光を使い窓際で撮影すると綺麗に撮れますよ◎
それでも光が足りないと感じたら、明るい照明を使うようにしましょう。
安く買える蛍光灯などを使い、スマホで撮影しても綺麗に撮れますよ!
撮影に慣れてきた方であれば、LED照明や小型ストロボを活用すると、もっと本格的に光の調整をしながら撮影ができます。
「小型ストロボ」ってなに?
「ストロボ」とは、プロのカメラマンによる撮影シーンで、カメラの上についている、シャッターを押すときに光るライトのことです。
プロカメラマンが使っているのは大型ストロボですが、自分で
撮影するくらいなら小型ストロボでも十分でしょう◎
背景には綺麗な壁紙を使う
写真撮影は、自然光や照明のみならず「背景」も重要です。
背景には、白い壁や天井がオススメです
さらにイメージUPしたいなら、レンガや大理石などの背景紙を使うと高級感を演出できますよ。



このような壁紙は100均で売っているから、誰でも簡単に試せますね!
ブランドロゴは必ずつけよう!
ノーブランドの古着でも売れるものもありますが、圧倒的に売れやすいのはやはり「ブランド品」です。
そのため、画像には必ずブランドロゴを入れるようにしましょう◎
ほしいブランド商品名で検索するユーザーもいるので、その商品が何なのか、一目でわかることが大切です。
ダメージ・汚れは必ず記載する
ダメージや汚れがある場合は、必ずその部分をピンポイントで撮影し、商品の説明文には必ず記載するようにしましょう。
万が一、ダメージの記載をせずに売れてしまえば、返品やクレームにつながる恐れがあります。
クレームになった場合、アカウント評価がマイナスになってしまうのです。
なるべくトラブルを回避するためにも、ダメージや汚れは必ず記載するようにしてくださいね!
古着の転売は基本的には法律違反?


古着転売を副業やおこづかい集めとして始める人がいますが、基本的には免許がないと法律違反になってしまいます。
近年では、自宅にある不要なものを売ることが一般的になってきていますが、一部では問題になっているケースも…。
古着屋に行き、”誰かが着た古着”を大量購入し、さまざまな販路へ販売し利益を得ることで副業にしている方が増えていますが、古着の場合、法律問題が絡んでくるので軽い気持ちで始めるのは危険なビジネスなのです。
そこで以下では、古着転売にはどのような問題があり、万が一法的にアウトだった場合にはどうなるのか、どのような手続きをすれば問題がなくなるのかなどを、詳しく説明します。
古着転売は「免許」がないと違法
まず古着転売は、「免許」がなければ違法になります。
なぜなら「古物営業法」という定められた要件になるので、一般人が古着を転売すると罪に問われてしまうのです。
ちなみに個人の私物や、今まで使っていたものを売買する分には特に罪に問われる心配はありません。
新品を売るなら、古着ではないため問題はないでしょう。
ですが「古着」を買って転売してしまい、これが「利益目的」ということになると法律に触れてしまいます。
以前、古着を転売したことによって書類送検されていまった事件がありますが、これは古着を仕入れたあと転売して利益を得たということが「古物営業法」に触れてしまったからです。
このことからも、安易に始めるのはやめましょう。
古着転売で捕まるとどうなるの?
転売での違法行為は実にさまざまありますが、どの違法行為で逮捕されても、基本的には刑事手続きが進められていきます。
「起訴」されるまでは、最大で23日間です。
もし起訴されてしまえば、99.9%の確率で有罪になると予測されるので、何かしらの罰則は受けることになるでしょう。
一方、起訴されなければ(不起訴)、身柄拘束も解かれ、これ以上の捜査や罰則を受けることはありません。
なので万が一捕まってしまったら、起訴されるまでに可能な限り対処を取っておくべきです。
古着転売するためには「古物商許可」を取得しよう!
古着転売をビジネスとして行っていくならば、「古物商許可」の免許を取る手続きが必要となります。
「会社(法人)」としてではなく、「個人(事業)」として古物商を取得できるのです。
古物商の免許を持っていれば、転売してもなにも問題ないので、古着転売で稼ごうと考えている方は申請してください。
ちなみに古物商として申請する際に、暴力団関係者でないことや、前科の有無なども確認されます。
誰でも取得できるものではないことを、頭に入れておきましょう。
申請には面倒な手続きが必要となるので、もしも分からない点などあれば申請を補助してくれる業者があるので依頼するのもいいかもしれません。
古物商許可の取得方法


「古物商許可」は、警察署の管轄になります。
そのため「許可申請手続き」はも警察署に行き手続きを行いましょう。
古物商許可の申請は各都道府県ごとに必要
自宅でネット転売するなら、お住まいの地域で管轄している警察署に申請するだけです。
ですが全国各地に事務所を構えて転売ビジネスをするのであれば、各都道府県ごとに古物商許可を申請する必要があります。
古物商許可の申請に必要な書類・費用
古物商許可の申請に必要な書類は、以下になります。
・古物商許可申請書
・略歴書
・誓約書
・本籍が記載された住民票
・身分証明書(市役所で発行されるもの)
・URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ)
≪参考:古物商許可申請 警察庁≫
古物商許可申請書類は、警察庁HPからもダウンロードできますよ!
市役所で発行される身分証明書とは、「被後見人(禁治産者)、被保佐人(準禁治産者)、破産者でないこと」を証明するものです。
免許証や保険証といった、一般的な身分証明書には古物商許可申請は使えないのでご注意ください。
ちなみに古物商許可は、申請するだけで19,000円かかり、支払ったお金は申請が却下されても戻ってきません。
古物商申請後は?
古物商を取得したあとは、3つの義務が生じてきます。
・商品買取時には本人確認をする
・取引情報を記録に残しておく
・盗難品であることが判明した場合、直ちに警察に通報する
【最後に】古着の転売は儲かる?
最後に、古着転売は軌道に乗ると儲けを出すことだって可能です!
古着転売で儲けを出すには、販売価格をきちんと把握したうえで、古着屋やリサイクルショップなどから商品を仕入れる必要があります。
フリマアプリなどでは一般的に相場を知らない方が多く使用していることもあり、SNSなどで人気があるアイテムは、通常の販売価格よりも高値で転売できることも!
例えば古着屋で販売するなら1500円ほどの商品でも、フリマアプリなどで差額が出る商品を買い集めて転売を繰り返せば儲けられます。
手数料などを考え、月10万円ほどでいいなら、家中に商品を保管できるくらいの量を買い集めていけば大丈夫です。
*まとめ*
いかがでしたでしょうか?
古着転売は、免許も取得せず安易な気持ちで始めてしまうと法律に触れてしまう恐れがあります。
近年ますますフリマアプリの需要が高まったことにより、古着屋やリサイクルショップなどで古着を仕入れて転売する方が増えていますが、古物商を取得していなければ犯罪になってしまうのです。
ですが、個人の不要になったものを売却するだけであれば、特に法的に触れることはありません。
利益を得るために古着を仕入れて転売している場合が、問題になってしまうのです。
もしも儲けを出したい、古着転売をビジネスにしたいという方は、古物商の免許を取れば問題ありません。
古物商の申請は面倒な手続きが多いので、申請を手伝ってくれる業者に依頼するのもいいでしょう。



きちんと免許を取得し、古着転売をしてみましょう!